◆シングルポイント
六角柱に伸びた1本の結晶のことをシングルポイント(単結晶)と呼びます。片側にとがった先端部(ファセット、錐面)を持
ち、最もシンプルで基本的な水晶の形状です。
◆ダブルポイント
結晶の両端にとがった先端部(ファセット、錐面)を持つ水晶をダブルターミネーテッド(両剣水晶)と呼ばれます。
この水晶は成長を妨げる障害物のない場所(例えば水溶液の中や柔らかい土壌の上など)で育ったものです。
◆クラスター
母岩部分や底面から複数の単結晶(ポイント)が集まった結晶体のものをクラスター(群晶)といいます。
多方面からの邪気をはじく働きがあり、広範囲にパワーを放出し気の流れを正常にしてくれる効果があるといわれているため
インテリアとしてお部屋に置いておくと良いでしょう。また、天然石アクセサリーを上にのせて浄化するのにも適した形状です。
◆ツイン
二つのシングルポイントがくっつき並んで育った水晶のことををツインクリスタルといいます。
◆ソウルメイト
二つのクリスタルが共通(一つ)の根元から成長し、先端部分がはっきりと二つに分かれている水晶のことをタントリックツイン
と呼び、なかでも先端部の大きさがほぼ同じものをソウルメイトクリスタルと呼びます。
◆レザー水晶
レーザー水晶とは先端に向かって細長く長柱状に伸びた形をしている水晶で、先端部(ファセット、錐面))も通常のものと比べ
て小さいのが特徴です。
先端から強力なエネルギーを発するといわれているスペシャルな水晶です。
レーザー水晶の中で結晶同士を軽く当てると高い音を奏でる水晶のことを、別名シンギングクリスタルと呼びます。
◆カテドラル水晶
「カテドラル」とはキリスト教(カトリック)の大聖堂の事で、カテドラル水晶はその名の通り大聖堂を思わせるような外観をし
た水晶を総称したものです。 |
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◆キャンドル水晶
キャンドル水晶とは、中心となる水晶ポイントの表面に小さな結晶が覆うように生えている水晶です。
その見た目がまるでろうそくが溶けている姿に似ていることからキャンドル水晶と呼ばれています。
透明なものはほとんど見られず、半透明や乳白色(ミルキークォーツ)のものが多いようで、マダガスカル産などが有名です。 |
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◆セプタークォーツ
セプタークォーツとは、水晶の先端部分に別の結晶が覆うように被さって成長した水晶です。
その姿がまるでキノコのような形をしていることから、和名を「松茸水晶」と呼ばれます。
英名の「セプター」とは王や高僧などが持つ儀式的な、あるいは表象的な笏(しゃく*杖のようなもの)という意味を持ちます。 |
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◆タビュラー水晶
タビュラー水晶(またはタビー水晶)とは、水晶を形成する6つの柱面のうち、向かい合った2面が広く、先端が平たい板状になっ
た水晶のことをいいます。
ポイント先端部が通常よく見られる点ではなく、線になりマイナス(-)の形をしています。 |
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◆ジェネレーター
ファセット6つの面が1つの頂点で交わり、さらに面の大きさがほぼ同じ大きさの水晶のことをいいます。
水晶といえばまずこの姿を連想しますが、ナチュラルな状態でこのように整った形はなかなか無いとても希少な水晶です。
◆ファーデン水晶
ファーデンとはドイツ語で「糸」という意味で、ファーデン水晶とは、その名の通り結晶内部に糸のような白いラインが入った水
晶のことをいいます。
ファーデン水晶は主にタビュラー水晶(平板結晶)に見られることが多いようです。
糸のように見える白いラインは微細な気泡や水泡などで、ファーデン水晶はこの白いラインを中心として両サイドに成長すると考
えられています。
特異な環境下で育った変り種の水晶です。 |
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◆曲がり水晶
結晶がまるで曲がっているかのような形状をしたものを曲がり水晶といいます。
これは水晶が成長していく過程で何らかの圧力を受けたために柱面の成長が止まり、圧力を受けていない柱面が少しずつずれてい
き、成長する向きが変わってしまったためだといわれています。
曲がっている部分は白濁していることが多いようです。 |
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◆貫入水晶
貫入水晶とは、その名の通り結晶内部に別の水晶が貫入し、刺さったように見える水晶のことをいいます。
これは刺さっている水晶を周りの水晶が包み込むように成長したためにこのような形になるそうです。
結晶を完全に取り込んでいるものはマニフェスト水晶(マニフェステーション)と呼ばれています。 |
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◆セルフヒールド
セルフヒールドとは水晶が成長していく過程で、何らかの原因で折れたり破損してしまった部分が自己修復して新たに結晶した水
晶のことをいいます。
セルフ(自ら)ヒールド(癒す)という名のとおり、傷を癒してくれる水晶といわれています。
破損してしまった後も成長を続ける生命力溢れたとてもパワフルなエネルギーを秘めた水晶です。 |
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